FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

オリンピック金メダリスト・水鳥寿思さんのお話を伺いました。

日曜日、浜離宮朝日ホールにて行われたピティナのピアノ指導セミナーに、参加しました。

第1講座は、7名の先生による指導法プレゼンテーション、及びポスターセッション。お一人の先生につき、12分間という短い時間でしたが、テクニック、楽しい発表会、読譜力をつけるレッスン、アナリーゼ、Peer Learning、コンクール、「見える成果」を引き出すレッスン、というように、様々な視点からレッスンをよりよくするためのヒントをいただました。

第1講座の後、ピティナ新入会者の交流会に参加し、(このために途中からの参加となってしまいましたが)オリンピック体操男子金メダリストの水鳥寿思選手青木倫コーチの第2講座「オリンピックへの道~最高のパフォーマンスを発揮するには~」を拝聴しました。

かねてより、ピアノの本番と、スポーツの試合は、技術的な準備と、精神面のコントロールという点において、共通項が多いと感じていました。プレッシャーのかかる本番で、最高のパフォーマンスをするには、どのようなことをしてきたのか、オリンピックで活躍した方の肉声で聴けたのは、とてもよい経験でした。メンタルグラフという練習日誌には、目標設定、問題発見、イメージトレーニング、セルフトーク、リフレーミングなど、コーチングの要素がたっぷりありました。

幼少期は身体が硬く、ご自身曰く、”才能があるというわけではなかった”という水鳥さん。その彼が、2度の大怪我を経て、なぜオリンピックに出場し、金メダルをとる事ができたのでしょうか。

怪我をして、やる気をなくした時、周りの人の励ましやサポートがあったこと。怪我の回復で、徐々に身体が動くようになり、体操ができる喜びを知ったこと。改めて、体操が好きだったんだと気づけたこと。そして、夢だったオリンピックが「目標」なり、ダメで元々で目標のために1年間は死ぬ気で頑張ろうと思ったのだそうです。

ここで私は思うのですが、ご本人が怪我で夢を諦めそうになっても、周りの人が諦めずに、必死に水鳥さんをサポートしたのは、水鳥さんが「サポートしてあげたくなる人物」であるということが鍵なんじゃないかと思います。「周りは、サポートして当たり前」とか、「余計なお世話です!」という人には、周りも必死でサポートしようとは思わないですよね(笑)。生徒さんでも時々、「私のために、先生が楽譜を用意(アレンジ)してくれるのは当たり前」という態度の方がいます。そういう方に限って、「最近、やる気がなくて…練習もしていません」とおっしゃいます。こちらは、せっかく精一杯サポートしたいと思っているのに、その気持ちを萎ませる言動をされるのは、非常にもったいないことだと思います。水鳥さんのように、ご本人も死ぬほどの努力をした上で、「周りの人のおかげで、やる気を回復して頑張れました。ありがとうございます。」と言えるなら、きっと結果が残せるだろうと思います。

水鳥さんが、オリンピックを通じて感じたこととして、5つのことをおっしゃっていました。
○偉業を達成した人が必ずしも特別ではない。
○日々の積み重ねや叶えたいという気持ち、考え方が大事。
○逆境を乗り越えたら、ものすごく力が身につく。
○夢や目標は、生きる活力になる。
○多くの人に感謝したいと感じた。

骨折やじん帯断絶は、選手生命を諦めるような大怪我ですが、水鳥さんはその時に、こう考えたそうです。「身体が使えないなら、頭を使えばいいと思った。リハビリをしながら、メンタルトレーニングの勉強をした」と。この勉強によって、代表選考会の1日をありありとビジュアライズする力、気持ちをコントロール能力が高まり、予選でミスをすることなくオリンピック代表に選ばれることに繋がったそうです。かっこよすぎです。

また、指導者として、指導者の役割、指導する際に意識していることも伺いました。指導者としては、コーチがそれぞれの選手に的確にサポートすることが重要ですが、特に意識しているのは、以下の点だそうです。ピアノの指導も、全く同じだと思いました。
□客観的視点
□選手の自立(コーチの指示なしでも、自分で考えて行動すること)
□問題発見→解決能力を育てる(調子が悪い時、その原因を分析し、自ら調子を上げる能力をつけること)
□目的、モチベーション(続ける理由をはっきりさせること)
□代表選手としての態度・自覚

とはいえ、小さい頃は、楽しんで身体の感覚を育てていくことも大事ですよね、とおっしゃっていました。ここは、私たちピアノ講師も、まさに日々知恵を絞っているところです。

今日も、楽しく、実になるレッスンをしよう!





今日も、応援ポチっと、よろしくお願いします!
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

萩本亜矢

Author:萩本亜矢
千葉県木更津市でリトミックとピアノの教室H.I.M.木更津を主宰しております萩本亜矢です。

『いつもおそばに音楽を』を合言葉に、音楽を通した地域の発展のお手伝いができたら幸いです。

武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。現在、3歳児から70代までの生徒さんにピアノのレッスンをしています。

2013年に出版された『はじめてみよう スキルアップ音楽療法(クオリティケア出版)』に作詞作曲した楽曲が掲載され、2014年4月開校の木更津市立真舟小学校校歌の作曲者に採用されました。

最新コメント
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。