FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鍵は読譜力と保護者の声かけ

当たり前ですが、生徒さんは一人一人違います。だから、難しいなと思う毎日。

生徒さん同士の連弾を取り入れて4ヶ月。スムーズにうまくいっている組、あまり進まない組、差が出てきました。原因は何でしょう?

スムーズに進む組は、ほぼ一人で譜読みができ、知っている曲も知らない曲も同じように取り組むタイプ。一方、あまり進まない組は、週に2日くらいしかピアノに触らず、しかも知っている曲・やりたい曲しか弾かない傾向があります。楽譜を見る時間自体が少ないので、譜読みも苦手です。ドレミを楽譜に書き込まないと弾けないということが見受けられます。いつも楽譜を見ていれば、書き込まなくても読めるのに…。

兄弟姉妹のコンビは、甘えが出るのか、うまく合わせられなくてもあまり気にしない様子。仲がよいお友だちコンビも、多少の甘えが見られます。他人同士の方がよいのかな…。他人同士のコンビは、お互いに緊張感があり、二人で合わせられる状態でレッスンに来ます。そのコンビが仲良くなって、なぁなぁになってきたら、コンビを変更するというのも検討した方がよいのかしら…なんて。

ある子に「連弾がやりたくないなら、無理にやらなくていいよ。(練習してくる)お姉ちゃんは、違う子とやってもらうこともできるから」と言ったら、泣いて帰ったそうです。

「やりたくない」んじゃないんだよね。難しいと思うから、練習したくなくて、練習しないからできないままなんだよね。

私は、この教室でピアノが弾けるようになるお手伝いをしているけれど、本当はそれよりも「がんばれば、できないことができるようになる」という成功体験を重ねて、一人でも強い心を持って人生を歩いていけるようにしてあげたいと思っています。

「難しい(と感じた)→練習しない→できない→やめる」で、本当にいいのかな?

私も本人のレベルよりもはるかに難しい課題はあげていません。難しいと感じるのは、取り組む前の段階だけで、やってみると意外と「弾けるじゃん」と感じるものばかりです。取り掛かるまでが、大変なんですよね(うちの娘もそうですが…)。

こういう時は、保護者の方の声かけがかなり重要になってきます。今回の生徒さんは、心の底からピアノが嫌いになって訳ではないと私はわかっていますが、「そんなに泣くなら、やめようか?」と保護者の方が失敗体験の背中を押しているケースもなくはありません。

私は、悔し泣きできる子は必ず”伸びる”と思っています。

我が家の場合は、「1小節だけやってみようか?」と言います。最初は片手です。娘は「え?ここだけでいいの?」と言います。私は「いいよ!」と。最初から丸々全部弾こうというのは、子どもにとっては重荷です。1小節できたら、「やったね!できたじゃん!」とハイタッチ。ちょっと気分がよくなったところで、「もう1小節、行っちゃう~?」(笑)。この積み重ねで、ゴールが見えてきます。

気が遠くなる作業のようですが、最初は親子の共同作業。もう少しすると、「一人で練習できるから、お母さんはいいよ」と言う日が来ると思います。その日まで、親子一緒に壁を乗り越える経験を重ねる。泣いたり笑ったりした日々も、過ぎてしまえば貴重な時間。

「もっと、子どもの演奏に興味を持ってあげてください!」「1小節進んだことを一緒に喜んでください!」と、切に願います。

あの子は、来週来るかな…?先生は、待ってるよ。

スポンサーサイト
プロフィール

萩本亜矢

Author:萩本亜矢
千葉県木更津市でリトミックとピアノの教室H.I.M.木更津を主宰しております萩本亜矢です。

『いつもおそばに音楽を』を合言葉に、音楽を通した地域の発展のお手伝いができたら幸いです。

武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。現在、3歳児から70代までの生徒さんにピアノのレッスンをしています。

2013年に出版された『はじめてみよう スキルアップ音楽療法(クオリティケア出版)』に作詞作曲した楽曲が掲載され、2014年4月開校の木更津市立真舟小学校校歌の作曲者に採用されました。

最新コメント
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。