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ピアノ上達に必要なこと

最近、発表会に出演しない生徒さんの保護者の方から「子どもが自分から練習しない」というご相談が複数寄せられています。

「練習しない→上達しない→楽しくない→やめたい」
ピアノを辞めるよくある理由です。

まず、発表会に出演しない生徒さんは、「いつまでに、何の曲を、誰かに聴かせる」という目標を立ててはいかがでしょうか?聴いてもらうお客さんはご両親やおじいちゃんやおばあちゃんで、場所も自宅でよいと思います。例えば、毎月最後の週末には、家族だけのホームコンサートをするなどと決めて開催するのも楽しそうですね。

他には、「コンサートに出かける」。一流の演奏家のCDを聴くのもよいですが、目の前で誰かが頑張っている姿を見るだけでもモチベーションが上がります。試してみてください。

私も「楽しいレッスン→家でも弾きたくなる→上達する」という生徒さんにとってもよいレッスンをどうすればよいのか、日々考えています。

では、今日はちょっと真面目にピアノの上達のためには何が必要なのかを考えてみましょう。
ピアノの上達には、楽器(ピアノ)が必要です。
教室を始めたばかりの頃は、「楽器がなくても、お気軽にどうぞ」というスタンスでしたが、いろいろな生徒さんを見て行くうちに、きちんとした楽器があるご家庭の生徒さんと、楽器のない生徒さんとでは、はっきりと進度に差が出てきてしまいました。それは、技術的なレベルの差と、モチベーションの差の両方においてです。きちんとした楽器がないままレッスンに通うと、(通わないよりはよいけれど)楽器のある生徒さんとは必ず進度に差が出る、ということを理解してください。

入会する生徒さんには、楽器の選び方のプリントを作成してお渡ししています。
簡単に書き出しますね。
・鍵盤の数が88鍵あるもの。
・鍵盤が軽すぎないもの。
・楽器に固定式のペダルが備わっているもの。
・きちんと調律すること。

できれば、アップライトピアノがよいと思いますが、住宅事情などにより電子ピアノという場合は、少なくとも10万円以上のクラビノーバ(ヤマハ)がよいと思います。

価格の低い電子ピアノは”同時発音数”が少なく、グリッサンド(鍵盤上で指を滑らせ連続してを鳴らすこと)で弾いた時に、始めの方の音が不自然に消えて行くので表現が乏しくなります。

ダンパーペダル(音を長く伸ばすペダル)に関しても、楽器にコードでつなげて踏み込むタイプですと、踏み込むたびにずれて不安定なので、固定式がよいです。

習い始めは、中央のドレミファソ付近を使う曲が多いですが、10年先を考えて、鍵盤数やペダルのことも視野に入れて、きちんとした楽器を選びましょう。お手頃なものを何度も購入するよりは、経済的です。

びっくりする話ですが、おもちゃの楽器ですと「ド」の音が「C」でないものもあります。お気をつけください。

ピアノの上達には、自宅練習が必要です。
当たり前ですが、練習しなければ上達しません。できなくて苦しい時でも踏ん張れるか、練習できなかった言い訳ばかり上達してしまうか、10年先の上達具合は、生徒さん自身の意志によるものです。

しかし、なかなかピアノの前に座らないという生徒さんへの秘訣があります。譜読みやリズム打ちなどのソルフェージュをこの時期にしっかり身につけておけば、いざ「ピアノをやるぞ!」となった時に楽ができます。絶対に無駄にはなりませんよ。

ピアノの上達には、少なくとも10年間は習い続ける根気と時間が必要です。
もちろんご自宅での練習を熱心にする生徒さんは、1週間でも進歩は見られます。その積み重ねが1年、5年、10年となって、大きな力になります。大切なのは、続けることです。

基本的なことを身につけて、さらに自分の力だけで音楽ができるようになるまで、少なくとも10年間は必要だと思ってください。

小さなお子様の生徒さん場合は、保護者の方がよい”コーチ”である必要があります。
野球のチームに例えると、生徒さんは選手、ピアノ講師が監督、そして保護者の方は家での練習を見るコーチです。ピアノ講師はもちろん、小さなお子様の保護者の方もある程度のコーチングの技術が必要だなと感じています。

監督とコーチの連携を強化するためにも、習い始めの何年かは保護者の方にはレッスンに付き添っていただき、自宅練習の参考にしてください。ただ、生徒さんより小さな月齢のご兄弟がいらっしゃる場合は、レッスン中に泣き出したり動きが多いと、生徒さんが集中できなかったり、ピアノの蓋に手を挟まれたりして危険なこともあるので、どなたかに預かってもらって参加されるのが生徒さんご本人のためだと思います。お子様の性格上、保護者の前では恥ずかしがって何もしない、という生徒さんの場合は、最初から保護者の方は送り迎えのみということもあります。その時は、レッスンの様子をレコーダーでSDカードに録音してお渡しすることも可能です。

これから当教室のレッスンに通おうかと検討されている方は、以上のことを承知した上で、本気の方のみご連絡ください。

また、現在「子どもが自分から練習しない」と悩んでいる保護者の方は、上記の項目でご自分に不足しているところはないか、一度確認してみてください。「きちんとした楽器がなくて、練習もしない。でも短期間で成果を出したい」そう思っていませんか?

なお、今回の記事の中の「ピアノの上達に必要なこと」は、当教室HPからもリンクを貼らせていただいているピアノ教室コンサルタントの藤拓弘先生のメールマガジン【ピアノ教室コンサルタントの思考】より、
「ピアノの上達には、ある程度の年数が必要であること」
「ピアノの上達には、練習が不可欠なこと」
「少なくとも○年間は習うことが望ましい」
という項目を参考にさせていただきました。
このブログに、メールマガジンの内容を一部引用させていただくことを快諾していただき、藤拓弘先生には大変感謝しております。
籐先生のホームページ

私は、生徒さんが楽しくてためになるレッスンをさらに工夫していきます。
生徒さん・保護者・講師、この3人が連携して、一緒に生徒さんの”ピアノ上達プロジェクト”を進めていきましょう!
エイエイオー!!

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プロフィール

萩本亜矢

Author:萩本亜矢
千葉県木更津市でリトミックとピアノの教室H.I.M.木更津を主宰しております萩本亜矢です。

『いつもおそばに音楽を』を合言葉に、音楽を通した地域の発展のお手伝いができたら幸いです。

武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。現在、3歳児から70代までの生徒さんにピアノのレッスンをしています。

2013年に出版された『はじめてみよう スキルアップ音楽療法(クオリティケア出版)』に作詞作曲した楽曲が掲載され、2014年4月開校の木更津市立真舟小学校校歌の作曲者に採用されました。

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